2006/08/01
2006年8月
長期間通信せず失礼致しました。
相変わらず患者様の訴えに耳を傾け、同じ視線に立って、問題を解決するつもりで診療を続けています。
さて、クリニックでは5月に職員が変わり、医師を含め常時3~4名のスタッフで運営することができるようになり、皆様への対応も以前より細かくできるようになったと思います。
今年は冷夏ではと予想されていましたが、暑い日が長く続くのではと予報も変わってきました。 当然、老若男女を問わず脱水が起こりやすいことが予想できます。 特に、ご高齢の方は水分補給をわすれずに、あまり暑いときには外出を控えるくらいの勇気も必要です。 また、前立腺肥大症の方や、寝たきりの方は脱水により腎盂腎炎を起こしやすく、発熱・食欲低下・全身倦怠感などの症状で入院される事が多いので注意が必要です。
夏かぜもはやりだしました。 冷房費節約のため政府高官のノーネクタイはだらしなく感じますが、一般の会社では室温をあまり下げず、体調もそのためか比較的良いようです。 かぜで来院される方は、冷房を切らずに眠ってしまったためであることが多いようです。冷房したまま休むのであれば27~28℃以上が安全かと思います。
さて、宿題だったサプリメントについて簡単にふれておきます。今なぜこれほどまでに騒がれ ているかといえば理由は比較的簡単です。今の野菜・食品に含まれるビタミン・ミネラルの量が減ってきているからです。つまり、従来の食生活では不足するこ とが分かってきたのです。ところが、サプリメントにも多くの種類があり、イチョウ葉エキス・EPA・ウコンなどを含んだものは抗凝固療法の効果を増し、出 血傾向の出ることなど他の薬との飲み合わせの難しいものもあります。簡単に手に入りますが、副作用もあることを知っておくべきでしょう。 当院ではファーマネックス社のサプリメントを皆様に提供できるよう準備しています。院内にパンフレットも置いてあり、興味のある方は職員にご相談ください。皆様に合ったサプリメントを選びます。 最後に男性型脱毛症の 内服薬プロペシアも従来の薬品よりも有効で、当院でも提供できることを付け加えておきます。
よぎクリニック 内科 泌尿器科
與儀實夫